THE BONEZ
- メンバー
- 5人
- 掲載している機材
- 45点
サポートメンバーを含む場合があります。
THE BONEZは、JESSE(Vocal & Guitar)、KOKI(Guitar)、T$UYO$HI(Bass)、ZAX(Drums)の4人編成による日本のロックバンドである。JESSEはRIZE、T$UYO$HIとZAXはPay money To my Pain、KOKIはTEARS OF THE REBELという別バンドを並行して持つメンバーによって構成され、2012年に「JESSE and The BONEZ」の名義で活動を開始し、2013年9月にTHE BONEZへと名前を改めた。日本を拠点に、パンク/ロックを軸としたバンドサウンドで作品発表とライブ活動を重ねている。
バンドの起点は、JESSEが2011年11月11日に立ち上げた「Stand Up!」というプロジェクトにある。これはファンやアマチュア、プロのミュージシャンと直接つながることを目的としたJESSE個人の企画で、そこから発展する形で、2012年11月11日にJESSE、T$UYO$HI、ZAX、ZUZUの4人が「JESSE and The BONEZ」として正式に始動した。同じ日付で1作目『Stand Up』が自主レーベル「TENSAIBAKA Records」から発表されており、バンドは既存の流通の枠組みに乗る前に、自前のレーベルから音源を出すところから活動を始めている。
『Stand Up』はその後、2013年1月30日に"Unlimited ver."として改めてリリースされた。2014年1月22日には2作目のアルバム『Astronaut』を発表し、同作を携えた「Astro Tour 2014」を2014年2月18日から4月12日にかけて行っている。同年7月16日には配信シングル「Place of Fire」を、7月23日にはライブDVD『The ONE』を発売。12月4日からは「Astro Tour "ONE MAN SHOW"」をスタートさせ、同じ日付でEP『Whenever, Wherever』も発表した。デビューから数年のうちに、アルバム、配信シングル、EP、映像作品と発表形態を広げていったことが、この時期の動きから確認できる。
2015年3月25日にはEP『Beginning』を発表。2016年3月23日にはアルバム『To a person that may save someone』をリリースし、同年9月28日には同名の渋谷O-EAST公演を収録したライブDVD『To a person that may save someone Live at Shibuya O-EAST』を発売している。2018年5月9日にはアルバム『WOKE』を発表した。作品はいずれも自身の品番(TBRDなど)で管理されており、初期から続く自主的な発表体制が維持されている。
2021年以降は配信シングルを軸としたリリースが続き、「We are The BONEZ」(2021年4月5日)、「Rusted Car」(2021年7月1日)、「That Song」(2022年3月11日)、「Numb」(2022年4月13日)を順に発表した。2022年4月にはミニアルバム『LAB』を、2023年4月19日にはアルバム『Yours』をリリースしている。『Yours』はKOKIが正式メンバーとなって以降で初のフルアルバムにあたり、リード曲「Love song」から締めくくりの「We are The BONEZ」まで、速さと勢いを保った曲が並ぶ構成となっている。
編成は活動の中で複数回変わっている。始動時のギタリストであったZUZUは2013年に脱退し、同年9月、バンド名がTHE BONEZへ改められたタイミングでRIZEのNAKAがギタリストとして加入した。NAKAは音楽的な方向性の違いを理由に2019年12月に脱退。その後、2020年からサポートギタリストとして参加していたKOKIが、2022年4月20日の発表により、ミニアルバム『LAB』から正式メンバーとしてバンドに加わった。これにより、JESSE、KOKI、T$UYO$HI、ZAXの4人編成となっている。
音楽性の面では、JESSEがボーカルとギターを兼ね、KOKIの加入によってギター2本を擁する編成が固定された点が特徴となる。2023年の『Yours』については、突き抜けるような爽快さとキャッチーさを併せ持つパンク・ロックとして制作されており、JESSEは、当たり前の日常がいつ崩れるか分からないという実感を歌詞の出発点に置いている。T$UYO$HIは「We are The BONEZ」を作る際、それぞれのメンバーがそのパートを演奏している姿を思い描きながら曲を組み立てたことを明かしており、レコーディングやアレンジの段階から、ライブでの見え方を前提に曲が形づくられている。
また、外的な状況によってライブのあり方が制限された時期には、アコースティックなアレンジを広げる方向も検討されたものの、最終的にはTHE BONEZが積み上げてきた勢いのあるスタイルを保つ判断が下されている。メンバー間では楽曲の方向性だけでなく、音楽以外の話題についても頻繁に言葉を交わすことが活動の前提になっているという点も、インタビューで語られている。
ライブ活動では、アルバムごとにツアーを組む形が続いている。2014年の「Astro Tour 2014」および「Astro Tour "ONE MAN SHOW"」に始まり、結成10周年を迎えた2023年には、47都道府県を回るツアー「47 AREAS」を2023年10月15日から2024年1月にかけて実施した。そのグランドファイナルとして、2024年4月6日に幕張メッセイベントホールでの単独公演「SUNTOWN」を開催している。この会場は、モッシュやダイブを行う観客だけでなく、着席して観たい人や家族連れも同じ場所で成立するよう、制約の少ない箱として選ばれたものだった。
機材面では、JESSEとT$UYO$HIがFenderの楽器を使用していることが、Fenderの公式媒体によるインタビューで確認できる。JESSEはエレクトリックとアコースティックの両方の性格を1本で扱えるAmerican Acoustasonic Jazzmasterを、T$UYO$HIはAmerican Professional II Precision Bassを手にしており、ボーカルとギターを兼ねるJESSEの立ち位置や、曲の骨格を作るT$UYO$HIのベースラインは、こうした楽器選択と結び付いている。
ギターのKOKIについては、Y-UPにGibsonのExplorerやFirebird Platypusといったエレクトリックギターが登録されているほか、ThingsのBeyond Tube Buffer 2SやKemperのProfiler、Positive GridのSpark GOなど、プリアンプ/バッファー、アンプシミュレーター、小型アンプにわたる機材の登録を確認できる。Profilerのようなプロファイリング系機材とバッファー類を併用する構成は、会場ごとの環境差が大きいツアーでも音色の再現性を保ちやすいという性格を持つ。
メンバーはTHE BONEZと並行して、それぞれの別バンドでも活動している。JESSEはRIZEのボーカリスト、T$UYO$HIとZAXはPay money To my Painのベーシストとドラマー、KOKIはTEARS OF THE REBELのギタリストとして知られており、THE BONEZは、それぞれ異なる出自を持つ4人が合流して成り立ったバンドである。