ベース用のオールチューブ・ヘッドアンプで、プリアンプとパワーアンプを2Uのラックマウント筐体に一体化している。真空管は計7本で、出力段に6550を4本、プリ段に12AX7を2本と12AU7を1本使う。出力は200Wで、2Ω・4Ω・8Ωのいずれの負荷でも同じ定格が得られる。プリ部は同社のラック型チューブプリアンプDB 680と共通する真空管ゲインステージの考え方を受け継ぎ、パワー部はチューブパワーアンプDB 728の回路構成を基にしている。電源にはカスタム設計のトロイダルトランスを採用し、広い帯域をカバーする。フロントパネルは入力ゲインにあたるVolume、3バンドEQ、そして全体の音量を決めるMasterという構成。EQはチューブ駆動のシェルビングタイプで、Trebleが4kHz付近、Midが400Hz付近、Bassが40Hz付近をそれぞれ±12dBの範囲で可変する。加えて高域を持ち上げるBrightスイッチと、低域を追加で押し上げるDeepスイッチを備える。リアパネルにはエフェクトループがあり、プッシュプル式のポットでシリーズとパラレルを切り替えられるほか、SendとReturnのレベルをそれぞれ調整できる。XLRのダイレクトアウトはプリEQ/ポストEQの切り替えとグラウンドリフトに対応する。本体重量は約22kgとチューブアンプらしい重量級で、生産は終了している。
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