[Alexandros]
- メンバー
- 4人
- 掲載している機材
- 123点
サポートメンバーを含む場合があります。
[Alexandros](アレキサンドロス)は、川上洋平(ボーカル、ギター)、磯部寛之(ベース、コーラス)、白井眞輝(ギター)、リアド偉武(ドラム)の4人からなる日本のロックバンドである。ボーカルの川上洋平がギターも兼ね、白井眞輝がもう一方のギターを弾くツインギター編成をとる。バンド名は当初[Champagne]を名乗っており、2014年3月に[Alexandros]へ改められた。
結成は2001年で、川上洋平が青山学院大学に在学していた時期にさかのぼる。ベースの磯部寛之も同じ大学で川上洋平と出会い、初期からのメンバーとして加わった。学生時代は都内での路上ライブを活動の軸としており、バンドとして本格的に動き出したのは2007年である。
2010年1月、1stアルバム『Where's My Potato?』をRX-RECORDSからリリースしてインディーズデビューを果たした。2014年3月にバンド名を[Champagne]から[Alexandros]へ変更し、2014年から2015年にかけてユニバーサルミュージックとグローバル契約を結ぶ。2015年3月18日にシングル「ワタリドリ/Dracula La」をリリースし、メジャーデビューとなった。
アルバムは『Where's My Potato?』以降、『I Wanna Go To Hawaii.』『Schwarzenegger』『Me No Do Karate.』『ALXD』と続き、6作目にあたる『EXIST!』(2016年11月9日)でオリコンの週間アルバムランキング1位を獲得した。7作目は『Sleepless in Brooklyn』(2018年11月)で、2020年にはコンセプト作『Bedroom Joule』、2021年3月には初のベストアルバム『Where's My History?』を発表している。その後も『But wait. Cats?』(2022年)、『PROVOKE』とオリジナルアルバムを重ねてきた。
シングルでは、2021年5月5日にリリースされた「閃光」が劇場アニメ『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』の主題歌に起用された。この曲は4人の演奏を軸に据えたロックナンバーで、シングル版は先行して同年4月28日に配信されている。
ドラムは長く庄村聡泰が務めていたが、2019年6月に局所性ジストニアのためライブ活動を休止した。以降はリアド偉武がサポートドラマーとして約2年間バンドを支えている。庄村聡泰は2021年3月21日をもって勇退し、同年4月10日にリアド偉武の正式加入が発表された。リアド偉武はそれ以前にBIGMAMAのドラマーとして活動していた奏者である。
ライブでは、2018年8月にZOZOマリンスタジアムで初の野外スタジアム公演を行った。2021年3月20日・21日には幕張メッセ国際展示場でデビュー10周年記念ライブを開催しており、この2日間が庄村聡泰にとって最後のステージとなった。アルバムごとの全国ツアーも継続しており、2022年には「But wait. Tour? 2022」、2025年には「PROVOKE JAPAN TOUR 2025」を回っている。
機材面では、白井眞輝がヴィンテージ楽器を軸に組み立てている点が特徴的である。「But wait. Tour? 2022」時点でのメインは1962年製のGibson ES-345で、ビグスビー・トレモロに換装されている。デビュー当初から所有する1978年製のGibson ES-335 TD、P-90仕様のボディにPAFを載せた1957年製のGibson Les Paul Conversion、1962年製と1964年製のFender Stratocasterを曲によって持ち替える。弦はGHS Boomersの.010〜.046を使用している。
白井眞輝の足元は2枚のボードで構成され、Free The ToneのJB-21で信号を受け、ARC-3とARC-53Mの2台のスイッチャーで系統を切り替える方式をとる。歪みはファズからハイゲイン・ディストーションまで幅広く、Wren and Cuff / The White ElkやBOSS / FZ-1W Fuzz、Union Tube & Transistor / Bumble Buzz、Subdecay / Harmonic Antagonizerといったファズ系に加え、Ibanez / TS808HW、BOSS / SD-1W Super OverDrive、BOSS / OD-1X OverDrive、BOSS / BD-2W Blues Driver、Keeley / DS-1 Ultra Mod、JOYO / Extreme Metal JF-17などを並べている。ブースト/プリアンプにはSoloDallas / The Schaffer Replica、TONEFLAKE / Super Pre Amp Equalizer MODEL-G、Mad Professor / Ruby Red Booster、Creation Audio Labs / MK4.23。空間・変調系はMad Professor / Silver Spring Reverb、BOSS / DM-2W Delay、BOSS / DD-6 Digital Delay、BOSS / CE-2W Chorus、BOSS / DC-2W Dimension C、Electro-Harmonix / Stereo Pulsar。ピッチ系にDigiTech / Whammy (5th Gen)、Eventide / PitchFactor、BOSS / PS-6 Harmonistを備え、ワウはJim Dunlop / SW95 Slash Cry Baby Wah、チューナーはBOSS / TU-3S Chromatic Tunerという構成である。アンプにはMarshallを用いている。
磯部寛之は1964年製のFender Jazz Bassを不動のメイン楽器としており、『PROVOKE』のレコーディングでも中心的に使われた。ライブではドロップC#チューニング専用にFender Custom ShopのJazz Bassを立て、1977年製のFender Precision Bass、2015年頃からライブ専用機として使う1970年代製のRickenbacker 4001、『PROVOKE』収録曲で使用したGibson Les Paul Triumph Bass、2019年に入手した1981年製のGibson Flying V Bassを持つ。弦のゲージは楽器ごとに.045〜.105、.050〜.107、.050〜.115と使い分け、ピックは0.8mm厚のオリジナル品を用いている。
磯部寛之のシステムはアンプにAmpeg SVT-VRのヘッドと810AVキャビネットを組み合わせ、Radial / J48でDI出力を取る。ペダルボードはFree The Tone / JB-41で受けてARC-3でルーティングし、Tech 21 / Red Ripper、Darkglass Electronics / Microtubes B7K Ultra、Tech 21 / SansAmp Bass Driver DI、Mad Professor / Blueberry Bass Overdrive、BOSS / BB-1X Bass Driver、JHS Pedals / Pandamonium、BOSS / BC-1X Bass Comp、Mad Professor / Ruby Red Booster、Electro-Harmonix / Pitch Fork、KORG / XVP-10、pandaMidi Solutions / Future Impact I.を並べる。ラックにはTech 21 / SansAmp RBI、KORG / DTR-2、Free The Tone / IG-1N Integrated Gate、SHURE製ワイヤレスが収まっている。
川上洋平はFenderのJazzmasterを長く弾き続けており、Fenderの公式媒体ではMade in Japan Heritage 60s JazzmasterのWhite Blondeを手にした姿が紹介されている。Y-UPには[Alexandros]のメンバーに紐づく機材が100件以上登録されており、Mad Professor / Sweet Honey OverdriveやMXR / EVH90 Phase 90、BOSS / DD-3 Digital Delay、Crews Maniac Sound / SVD-001といったペダルの使用も確認できる。ヴィンテージのGibsonとFenderを中心にした2本のギター、ジャズ・ベースとAmpegで太さを担うベースという組み合わせが、このバンドのサウンドの土台になっている。